カールツァイス・ピコモラー、バージョンアップ

  • 2017.07.04 Tuesday
  • 08:18

当院の診療に無くてはならないマイクロスコープ。

特に根の治療で活躍しているカールツァイス・ピコモラーの特注カバーを本日装填しました。

以前からなぜにレンズのカールツァイスのレンズカバーがプラスティックなの?と疑問を持っていました。

ところが、メーカー純正品はこれしかなく、金属加工工場にお願いするしかないという現状。

もちろんそう考えていたのは私だけではないので、ほかの先生が特注した設計図通りに作っていただきました。

旧カバー1旧カバー2

これがおなじみの旧カバーです。

レンズにはめ込んでいるだけなので、今まで患者さんの上に落ちたり、カバー自体の傷のため見にくかったり散々でした。

新カバー1新カバー2新カバー3新カバー4

そしてこれが、山城製作所製専用レンズカバーです。

カメラ用のレンズカバーユニットをワンタッチで取り付けられるので鮮明に見え、また、アルマイト仕上げになっているのでなっているので、オートクレーブ滅菌可能なのでとっけも衛生的です。

おまけに、形もすっきりスリムになって、各種操作つまみも操作しやすくなりました。

これからはカバーの落下を気にせずに存分にマイクロ画像に没頭したいと考えています。

乞うご期待です!(^^)!

 

素晴らしきマイクロエンドの世界

  • 2015.11.16 Monday
  • 08:42
14日土曜日は休診して申し訳ありませんでした。
14,15日ともにセミナーGlobal Programに出席していました。
今回は大阪のU'z dental clinic医院長、牛窪敏博先生に、マイクロスコープを用いた根の治療法について教わってきました。

牛窪敏博先生 Uz

このGlobal Program中で今セッションが最も期待していた講義、実習だったので非常に楽しみでした。
実際期待していた通りの内容で、当院でも実施している根管充填法をリフレッシュすることができました。
また、マイクロスコープの使い方、超音波器具、回転式拡大装置の使用法や要点等わかりやすく教えていただきました。

記念写真

本セミナーもいよいよ後半戦、これからはマイクロスコープを用いた実習が続きます。
そして来年の7月にはロスアンゼルス研修が待っています。
頑張りたいと思います。
 

マイクロスコープ ペリオアドバンスコース

  • 2015.03.23 Monday
  • 08:54
21,22日の連休でしたが、CDRIの会場でお世話になっている「ヨシダ 上野本社」で、SJCDのマイクロスコープ アドバンスコースを受講してきました。
通常は、青山の原宿デンタルオフィスで開催されますが、今回はSJCDレギュラーコース開催のためヨシダで行われました。
原宿デンタルオフィスでは、通常、カールツァイスのマイクロスコープを使て受講していましたが、本コースでは、ヨシダ製「デンタ300」での受講になります。
実習当初からトラブル発生。私の使用したマイクロスコープの光軸がずれていたため、目に極度の疲労を感じました。
当院のマイクロスコープ購入でお世話になった、東京歯材社の吉田一郎社長にお願いして、ユニバーサ用の鏡筒に交換していただきました。
吉田社長は、日本にマイクロを導入した立役者で、この業界では一目置かれている存在です。
おかげさまで、快適に実習を薦めることができました。

マイクロコース内容は充実しており、マイクロの素晴らしさを再認識する内容でした。
いつまでも続けていたいと感じるほど集中できる講習会でした。
当院で唯一導入していなかったマイクロペリオ手術を快適にマスターすることができました。

鈴木真名先生

おかげさまで、マイクロスコープもう一台購入に向け、当院財務大臣に本気で交渉をしていく決意を固めました。
うまくいけば、今期中に一番ユニットに導入される予定です。
こうご期待ください!!


 

二台目検討中

  • 2015.01.12 Monday
  • 09:57
当院の診療において重大なポジションを占めるツール、「マイクロスコープ」。
以前、SDCDのマイクロコースを受講した時に言われた言葉を最近思い出しています。
それは、「BESTな機種は残念ながら存在しない、BETTERな機種を複数台もつことになるでしょう」ということ。
現在それを実感中、そこで、再び貸出機種を物色中です。

以前から、検討していたライカのウルトラロー鏡筒が私の診療スタイルではベストと思っていました。

ウルトラロー鏡筒2 ウルトラロー鏡筒1

しかし、以前から気になっていた取り回しの悪さから一歩踏み出し切れずにいました。
今回、かねてから貸出希望をしていたカールツァイスOpmi Pico(ピコ)モラー、フォルダブル鏡筒バリオスコープ付を使用する機会を得ました。

ピコ1 バリオスコープ

ピコでは最大装備の今回のモデル、使用感は非常にいいです。
特に、気に入ったのがこのフォルダブル鏡筒です。

フォルダブル鏡筒1 フォルダブル鏡筒2

基本ミラーを使った鏡視の姿勢で診療する私のスタイルでは、ここまで動かすことはあり得ませんが、自由度が大きいということは、使いやすさにも通じるものだと実感しました。
そのうえ、フォルダブル鏡筒にすることによって、ウルトラロー鏡筒に通じるワーキングディスタンスも獲得できました。

これは、本当に購入に向け動きたいと思います。
問題として最大の難関は家内の説得です。
頑張りたいと思います。

お待たせしました(^^)v マイクロスコープページ公開開始

  • 2013.12.06 Friday
  • 07:56
お待たせしました。
当院ホームページに「マイクロスコープ」のページを追加しました。
重い腰を上げて追加したページです。
ブログのページも併せてご覧いただければうれしく思います。

マイクロスコープ

ホームページ http://www.heartdc.com

キセノン化終了

  • 2011.09.01 Thursday
  • 08:34
お待たせして申し訳ありませんでした。
昨日の休日を利用して、当院のマイクロスコープをキセノン光源も使用可能なように改造しました。

キセノンファイバー1キセノンファイバー2キセノンファイバー3

銀色のフレキシブル菅がキセノンライトの光源導管ファイバーです。

取り付けてみて驚きなのはその光量のすさまじさ。
試射で壁に移した反射光を見ていても、太陽を直視しているような感覚があります。
この光源を使用するのは、根の治療限定にするつもりですが、光照射範囲を絞りこんでいかないと介保者はサングラスをしないと見ていられないと思います。

ただその明るさのおかげで、根の治療は根の先に至るまで、驚異的な鮮明度で観察できると思います。ただ見えるだけでは仕方ありませんが、技術があれば見えない人より診療結果に遥かな違いが出ることでしょう。明日が楽しみです。

当面はハンディータイプの光源を持ち歩くことになり、スタッフには負担になりますが、確かな明かりのため辛抱をお願いいたします。
 

最高照度光源到着

  • 2011.07.28 Thursday
  • 09:02
以前からお伝えしていました、マイクロスコープ用光源、キセノン光源が届きました。

ところで、電球というと皆さん丸いものと思っていませんか?
私も、キセノンランプの電球を見るまではそう思っていました。

キセノン電球

これが、キセノンランプの電球です。
驚きの、棒状の形態をしています。

光源本体1

これを、本体の内部いっぱいにセットして…

誘導菅

丈夫なファイバー誘導菅を接続する。
この誘導菅は、普通ありがちなファイバーをビニールで巻いたものではなく、
水道管に使用するような金属製です。
これは素晴らしい
今回の使用法のように、煩雑な使用方法になる場合には重要な要素です。

光源本体

光源本体には、持ち運び用ハンドルがついています。
しかし、手軽に運ぶには少し重いのが問題点です。

あとは、マイクロスコープ本体に設置して完成ですが…
時間がない!

目標は、「留学帰国後までに」です。

 

もう少し見えるんですが

  • 2011.07.25 Monday
  • 09:01
ありがたいことに、患者さんの中にも、当院のブログを定期的にチェックしていてくださる方がいて、診療中にその話題になることもあります。
最近、UCLA留学の近況にあまりにも偏っていたので、歯科情報のブログをお送りいたします。

本日は、マイクロスコープで何を見ているのか?
実際の画像と共にお送りします。

本日は、根の治療に応用しているときの画像です。

根管1 根管2

左側は、16倍、右側は24倍です。
実際は、ピントの位置を上方から下方に進めていくので、画像のようにピンポイントで見ているわけではないのですが…。

これらは、それぞれ根の先端部分
神経の入ったトンネルの、体側の出口部分の清掃状態を確認しているところです。
十分に、清掃は終わっていますが、前回入れた薬が残っています。
これを、十分に取り除いて、根の治療を終わるわけです。

実際はもう少し明るいのですが、しかし、明るさは十分とはいえません。
特注のキセノン光源が、到着するまでもう少しお待ちください。



 

腰への負担増

  • 2011.07.08 Friday
  • 08:29
マイクロスコープの威力に日々感動していますが、ここで問題発生。
当初は、見えることが大切でしたが、今後は無理なく見えることが大切になってきます。

今までは、ピントの微調整を自分の体で行っていました。
確認のための拡大なら、これでも十分に使えます。
しかし、常時拡大像で仕事をしていると、そうはいきません。

一仕事終えた後は、かなり腰が痛くなってしまします。
これからは、椅子の調整とフットフォーカスで行わないといけません。
これが、マイクロ生活に対する第2の壁だと思います。

第1の壁は当然、「マイクロで見る気になる」こと。
そして、第2の壁は「快適に見れる」ことです。

多少の腰の痛みは我慢できますが、そのためにマイクロデバイスの使用が滞ってはいけません。
日々の努力で、早期に解消したいと考えています。 

ハイパーな視力と記録にバージョンアップ

  • 2011.06.30 Thursday
  • 18:53
以前から発注していた、マイクロスコープのカメラアダプターが、ついに納品されました。
カメラには、話題のバリアングルモニター付の、Canon EOS Kiss X5を選択しました。

早速取り付けてみるとさすがに重い。
カウンターバランスのとりやすい。ボールジョイント式のユニバーサでも、かなりきつい状態です。

ユニバーサ

しかし画像は、折り紙つき!
動画や、液晶モニターもなかなか使いやすく、当初の思惑通りでした。

さらに、ルーペも改良。
今まで常時していた3.5倍では、かなり物足りなくなってきたので、
ヘッドマウントタイプの7倍サージテルを、オークリーレーダーフレームに乗せ換えました。

レーダーフレーム

ついでに、今までまったくお勧めできなかった、専用ライトもリニューアル。
小型で、大容量、長寿の最新型LEDライトにバージョンアップしました。
これがまた、かなりいい。
今までは、ヘッドマウントだったため、どうしても装着誤差が生じ、目に負担がかかっていましたが、
これは、今までのような装着時の微調整がまったく必要なく、ストレスフリー!

これらにより、視力も記録媒体もバージョンアップした当院。

乞うご期待!!

 

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