CTで分かるものと分からないもの

  • 2020.01.02 Thursday
  • 11:17
今や診療になくてはならないものとなったCT。
しかし撮影すればすべてが明らかになるスーパーツールではありません。
本日はそんなCTで分かるものと分からないものの違いについてのお話。
今までのレントゲン写真からは、平面の中で重なり合った画像からひもといて分析していたレントゲン診断。
CTの登場によってそれを立体化して分析することが可能になりました。
これはまさに画期的な出来事でした。
つまり、CTで分かることとは―鼎覆蟾腓辰栃からなかった病変の原因を特定出来る。図1
図1−1図1−2
骨が溶けている範囲が骨に囲まれているか否かを判別できる。図2
図2−1図2−2
歯の根が折れているのかどうかを骨の溶け方から推察できる。図3
図3−1図3−2
ずの先が神経や上顎洞からどのくらい離れているのか診断できる。図4
図4−1図4−2
ニ簓している歯がどこにあるか正確に分析できる。などです。

一方、CT上で分からないものは
ゞ眤阿覆X線が乱反射して診断の障害になる。または診断不能になることがある。
∈の破折は破片が分離していないと正確には判断しにくい。
9の硬さによっては見やすい画像が撮れないことがある。などです。
所詮は、画像で診断するモノなので、うまく写っていなければ診断も難しく、術者の経験と勘が要求されることもあるです。

コーンビームCT導入完了

  • 2017.01.29 Sunday
  • 17:51

お待たせしました。

かねてから導入を検討しておりましたコーンビームCTを導入完了しました。

当院で導入したCTは、世界で初めてコーンビームCTの開発に成功したモリタ製のCTで、被ばく量は業界最小レベルのものです。

 

オルソパントモコーンビームCT

 

左が今まで使っていたオルソパントモグラフィー、右が今回導入したコーンビームCTです。

形もサイズもほぼ変わらないため違いに気づかないかもしれません。

 

以前も書きましたが、CT導入に至った経緯はインプラントのためではありません。

もちろん今までインプラントのためのCT撮影は池袋のメディカルスキャニングセンターに行っていただいていたので、そういう意味では利便性は非常に向上します。

ただ、本来の目的は歯を残す治療の精度を上げることです。

根の治療の診断も歯周治療の診断も、今までの2次元の画像とは比べ物にならないほど繊細に診断が可能です。

 

CT画像

 

2次元では診断困難だった立体的な診断により、本当に必要な箇所だけ治療することが可能になりました。

これは、歯の寿命を延ばすことにもつながるはずです。

ただこんなに素晴らしいものにもかかわらず、保険で請求するには様々な制約があることが残念でなりません。

なるべく保険で診断できるようにいたしますが、その様にいかないこともあることをご了承ください。

 

 

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