繰り返したことによる問題

  • 2010.10.15 Friday
  • 08:58
歯科治療を繰り返した口の中を見ると、さまざまな問題が浮き彫りになっていますが、本日はその中のひとつ。かみ合わせの高さのお話。

かみ合わせ治療の項目でたびたび出てくるお話ですが、咬みこむ高さは、度重なる治療によってかなり低くなっていることが多いのです。
高さをキープする奥歯と左右前方に滑らせるガイドである前歯。
役割は違いますが、口の中に共存していることが問題になってきます。

前歯は、軽く口を閉じたときには下と上の歯はぶつからず、強くかみ締めると当たるようになっています。
ところがかみ合わせが低くなっていくと常にあたるように、あるいは奥歯より強く当たっている場合も少なくはありません。
こうなると、キープする力がない前歯は、前に飛び出して出っ歯になってしまいます。また持続的に働く力によって、歯が矯正されることもあります。

患者さんにとっては、「最近は並びがずれてきた」とか「なんか出っ歯になってきて唇が閉じにくい」という症状で訴えがあります。
問題はずれてきた歯ではなく、ほかにあるため説明して理解を得るのも大変ですし、治療も当然全体的な治療になってしまいます。
大変ですが、しっかりやらないと治療の寿命にかかわる重要なことなのです。

「キープする力」にも関連ブログあり!

 
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