MTAの力

  • 2011.04.28 Thursday
  • 09:01
歯科治療の中でも難易度の高い治療「根の治療」。
マイクロスコープの恩恵を借りてもなお不確実な部分が多く存在します。

特に一度治療を受けたあと、根の先が化膿している場合は成功率が落ちてしまいます。

根の先が、ひび割れていたり、神経の入ったトンネルから逸脱したところに穴が開いていたり、
根の外にまで細菌層が形成されていたり、歯が折れていたり…。

従来の根の治療ではうまくいかなければ、根の先を切ったり、抜歯したり外科的適応になっていました。
その前に、最後の手段として提案しているものがあります。

MTAを用いて根管治療を終了することです。
MTAは、「水分によって膨張して硬化する」「骨芽細胞を誘導する」など今までの材料とは異なる多くの利点を有しています。
ただ、非常に高価なため日本では、根の治療での適応はありません。
簡単に言うと保険が利かないということです。

しかし残るか、切るかの瀬戸際。
この歯にとっては、ラストチャンスなのです。

マイクロスコープ導入で、最近登場機会が増えたMTA。
よりダメージが少なく、歯に優しい方法であると考えています。 
コメント
コメントする








    
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< July 2019 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM