定期検診の意味

  • 2012.01.06 Friday
  • 09:03
当院を受診した多くの患者さんには定期的にお口をチェックする定期検診をお勧めしています。
本日はそんなお話。

歯医者の私ですら、歯周病も虫歯も完全に予防できているか疑わしいものです。
当院スタッフに定期的に見てもらっていますし、自分でも検査します。
実際に、初期のうちは(いや重度にならなければ)全く自覚症状がない疾患なのです。

それでは、定期的にみていれば完全に予防できるのか?
残念ながらそれも不可能です。

たとえば虫歯は、唾液による修復やフッ素による予防効果がなければわずか3日で出来てしまいます。

歯がみずみずしい小児や青年期は、食べ物や不摂生、清掃不全にによっておこる奥歯のくぼみの虫歯が主です。
しかし、ある程度の年齢になると、石灰化が進んで歯は固くなります。
こうなると、虫歯になりやすい位置は歯と歯の間に移ります。
この位置は通常の磨き方ではブラッシングが不可能なところで、フロスを通さないと磨けません。
その上硬くなった歯は、かみ合わせによる力で微小なひび割れや砕けが生じやすく、そこが細菌の通り道になり虫歯ができるのです。
通常、ひび割れは良く見られる現象で、必ず虫歯になるとは限りませんが中には細菌の経路になってしまうものもあるのです。

当院の定期検診では、レーザーを用いながら虫歯の進行を数値化して治療の必要性を診断しています。
値が低ければ黒くなっていても治療は行いません。
削ることのほうが害になってしまうからです。

このように考えて行っている定期検診。
これにより異常の早期発見はできますが、100%疾患を防ぐことは不可能であると考えているのです。
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