義歯はどこまで大きくしなければならないのか(上あご編)

  • 2015.05.11 Monday
  • 08:01
さて今回は、「義歯はどこまで大きくしなければならないのか」の続き、上あご編です。
読んでいない方はぜひとも、下あご編を読んでからご覧ください。

義歯は、歯肉の上にのっている関係上、必ず残存している歯牙よりも大きく動きます。
またそれゆえに、義歯の下の歯肉も骨も吸収してしまいます。
これは、上も下も同じですが、上あごには舌ベロがないので大きく上あごを覆うことができます。
このことは義歯にとって非常に有利に働きます。
それではどこまで覆わなければならないのでしょうか?

結論から言うと、昔歯があった後方の骨の一番端、「ハミュラーノッチ」と呼ばれるくびれの部分まで覆わないといけません。
中央部は、上あごの硬く動かない部分と軟らかく筋肉によって動く部分の境目までのばさないといけません。
前述した、ハミュラーノッチは口を動かす筋肉が付着しているため、歯が無くなっても機能を続けるために吸収しないで残ると考えられています。
図に示すとハミュラーノッチはこの位置です。

ハミュラーノッチ

そして、上あごの総義歯を重ねるとこのようになります。
上顎義歯後縁
これもかなり後方に感じるかもしれませんが、義歯を作るうえでやはり最低限押さえておかなければならない必要条件といえます。
 
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