ダイレクトボンディングとインレー

  • 2015.08.02 Sunday
  • 07:37
このブログでも何回も強調してきたことですが、歯は削ってしまったら決してもとには戻りません。
治療にあったっては、健全な歯質の保護は言うに及ばず最優先事項です。
しかし、治療方法によっては型を取るときの便宜的な制約、接着強度や歯質強度の補強のために必要な形態があり、必要以上の削合を余儀なくされることもあります。
本日はその典型例であるインレーとダイレクトボンディングの比較のお話。

インレーとは、口の中で形を整えて型を取り、後日主に金属製の詰め物をする修復法です。
この方法は、型から石膏模型を起こし技工士さんが仕上げていくので、我々歯科医師が診療室で行う時間は比較的短時間で済む利点があります。
しかし、型を取るためには外側に向けて広がった形にしなければならないため、歯を余分に削る必要があること。
接着強度の補助や修復物の保護のために、さらに形態を付与する必要があること。
インレーインレー修復
以上によって歯質削除量は比較的多くなってしまいます。

一方、ダイレクトボンディングは、虫歯をとって取り切った形で詰めることが可能ならばそのまま充填できます。
歯質削除量は最低限。

ダイレクトボンディングダイレクトボンディング修復
ただ口の中という小さい空間で行うがゆえに、段差なく詰めることは困難を極め、さらに治療時間は長くなってしまいます。
当院では、マイクロスコープを駆使することによって段差なく過不足なく修復することが可能です。
希望しない患者さんにも必ず説明してしまうのはそれだけの訳があることをご了承ください。


 
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