ファイバーコアとメタルコア

  • 2015.08.27 Thursday
  • 08:19
本ブログでも何回も強調してきたことですが、最近導入したペンタブレットを使って、ファイバーコアとメタルコアの違いを図を描いて説明したいと思います。

コアとはそもそも何なのか?
歯が虫歯などでなくなって、根の治療をした後、歯をたてるために入れる土台のことです。
そもそも歯が無くなってしまったので、上に歯を作るためには根に維持を求めた杭をたてて、上の部分の歯を作っていく必要があります。
コアとは

この杭の部分に使う素材を何にするかというのが本日のお話です。

一般的には、金属を使ったメタルコアや金属のネジピンを樹脂で固めたレジンコアが用いられます。
歯の中に入る杭を金属にした場合どの様な事が起こるのでしょうか?
歯は硬いように見えて力がかかると歪む性質があります。
それに対して中に入った金属の杭は歪まないので応力の差が生じ、根が縦に折れてしまう危険性が高まります。

メタルコアの破折

それに対して、グラスファイバーの杭は、歯と同じように歪む性質があります。
実験データーですが、金属の土台とグラスファイバーの土台が入った歯に側方力をかけ歯が折れるまで加圧すると、金属の土台は100%縦に折れてしまいますがグラスファイバーの土台は100%力がかかったところで折れるとのことです。

ファイバーコアの破折

あくまでも実験データなので実際の臨床とは違いがありますが、100%という数字は無視できないと思います。
グラスファイバーのような折れ方なら、歯の周りの環境を整えればまた歯を作ることができます。
しかし、縦に折れてしまった金属の土台の歯は抜く他なく、救うことはできません。
残念ながら保険でたてることはできませんが、お勧めするのはそんな理由からなのです。

 
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