義歯のばねの寿命

  • 2015.11.05 Thursday
  • 06:35
部分義歯には、一部の特殊な義歯を除いて必ずばねがついています。
ばねが維持装置として機能するためにはアンダーカットに入ることが必要です。
本日はそんな義歯のお話です。

我々が義歯を作る時には、金属の弾性にしたがってアンダーカットに入れる量が決まっています。
これを正確に測るために、患者さんからとった型をもとに作られた模型を、サベーヤーと呼ばれる器械を使います。
サベーヤー
このサベーヤーによって、正確にアンダーカット量を測定しそれをもとにばねは作られます。

このばねが口の中で機能すると、図の様に変形しながら入っていきます。
クラスプ
クラスプ変形
そして目的の部位に入るとその変形がとかれ外れないように機能するのです。
逆に言うと入れ歯を出し入れする時や維持力が発揮されるときは必ず入れ歯は変形しているということになります。
初めは、変形しても元に戻っていたばねも金属疲労を起こしてだんだん元の状態に戻らなくなります。
こうなると形をプライヤー等で調整してもすぐに弾性がなくなりばねとしては機能しなくなってしまいます。
こうなった時が入れ歯のばねとしての寿命といえましょう。

金属によって疲労度合いを起こす時期はまちまちですが、保険適応になっている金銀パラジュウム合金は比較的早いと思われます。
その為か否かはわかりませんが、保険の義歯は六か月に一回作り直すことが可能です。
常に濡れていて、様々な食品による影響もある過酷な口腔内という環境故仕方がない事項の一つといえるのです。
 
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