バイオフィルムを悪性化する要因(歯肉炎の巻)

  • 2017.02.14 Tuesday
  • 08:58

バイオフィルムは3日で成熟すると言われています。

私は1日3回ブラッシングをしているから大丈夫!と思られていませんか?

私たちのブラッシングには、得意な場所と不得意な場所があります。

要はみがき残しです。

この場所には、バイオフィルムが何週間、何か月間ついているかもしれません。

本日のお話は、そんな部分のバイオフィルムの変化についてです。

 

このようなところでは、まず初めに歯肉表面の変化が起きてきます。

縁のところが少し赤く変化するということです。

これは、初期の歯肉炎の状態。歯肉に限局した炎症です。

年齢が若いとこの状態でキープされることもあります。おそらくは抵抗力のためと言われています。

ただ年齢が進むとその次の状態、歯肉炎の確立期に移行します。

この状態になると、炎症により血管透過性はさらに亢進、歯肉は浮腫を起こし腫脹して赤く腫れあがるようになります。

この状態になると、歯肉の溝は歯肉が腫脹するため深くなり、溝の底は酸素濃度が低くなります。

この酸素濃度の低下が、実はバイオフィルムの悪性化に密接にかかわってきます。

嫌気性菌の育ちやすい環境が、歯周病の増殖にかかわっているからなのです。

ただし、ここまでの状態であれば、ブラッシングの改善でバイオフィルムを取り除けば歯肉炎は完全に元の健康な状態に回復できます。

この状態を早期に発見するためにも、定期的な受診が重要と言えるのです。

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