歯石取りの目的

  • 2017.03.02 Thursday
  • 19:33
歯周病の治療は、歯の周りについているバイオフィルム(細菌の塊)を歯ブラシで破壊し、出血を止めて口の中の細菌を健全化して共生していくことです。
その順番は、細菌の塊が出来ないようにブラッシングの改良(プラークコントロールの改善)、その妨げになるような不適合なかぶせものや詰め物の修正、歯肉の上の部分の歯石取り等を平行して行います。
歯石

しかし、歯周病を専門に扱っている歯科医院では、歯肉の上の歯石取りもブラッシングが正しく出来るようになってからしか行わないところもあります。これは、歯肉の上の歯石取りを早くからしてしまうとそれだけで炎症が中途半端に改善してしまいプラークコントロールが身につかず結局歯周炎をコントロールできなくなってしまうからです。
歯肉の下の歯石取りも早期でしないのは、出血してしまったらPG菌が勢力を増し一気に増殖してしまい、おまけに出血し潰瘍化した歯肉は自然に止血することがないからです。すでにお話ししたように、歯周炎発症の瞬間は細菌によって出血が起きたときなので、これを歯科医師によって人工的に作ることになります。以上の理由から深いところの歯石取りは早い時期からは出来ないのです。
おそらく歯周病菌は思春期時期に感染していると思われます。ただ発症までにはかなりの時間がかかっていると思われます。その悪化した関係を友好関係に持っていくにはそれなりの時間と手間が必要なのです。
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