総義歯の手順

  • 2018.07.19 Thursday
  • 06:09

総義歯は、言うまでまでもなく歯が全くない人に対する治療です。
言い換えれば、何もないところに口に関する器官をすべて設定する治療です。
我々歯科医師は、体のそのほかの部分を参考にしながらそれぞれを設定していきます。

 

ゝ豕岨がある場合
旧義歯があればある程度の参考になり、また、それを利用して正しいあごの関係を導き出すことも出来ます。
この場合は、旧義歯を修理してかみ合わせを整えます。
安定したら、精密な型を取ります。歯がある場合と違うのは柔らかさが違う軟組織の型を取ることです。
この場合、入れ歯が入って力がかかった時の組織の型を取らなければなりません。
一発勝負でとれるモノではないので、数回かかる場合があります。
次に、旧義歯によって整えられた上あごと下あごの位置関係を記録します。
それによって、歯を作る時に使う咬合器にあごの動きを再現します。
更に横に動く限界の位置を決めるため、動いた時のかみ合わせを取ります。
これでやっと人工歯を並べる準備が出来たので、ロウに歯を並べて試適します。
位置に狂いがなかったら、それを硬い樹脂に換えて完成になります。
ただ、樹脂に換える時の誤差、様々な材料の収縮や膨張があるので口の中で微調整が必要です。
それを乗り越えて、あたりがなくなった時、総義歯の完成になります。

 

旧義歯が無い場合、あるいは多くの歯を抜歯して一気に総義歯になった場合
参考になるモノがない場合は、精密な型を取った後、あごの位置を様々な検査の上で決めていかなければなりません。
当院では顔貌や唇の厚みでまずかみ合わせの高さを決定します。
更に、左右、前方運動および習慣的なかみ合わせ運動を行うことによって、あごの位置の中心を決定します。
それからは、旧義歯がある場合と同じように作製し、完成になります。
一通りの手順は以上になりなすが、各工程でダブルチェックを行うので、狂いが有ったらその時点に戻ってやり直しになります。

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