表と裏

  • 2010.10.25 Monday
  • 08:55
22日金曜日は休診して申し訳ありませんでした。
所沢市の3歳児検診とCDRI歯科研修会が重なってしまいました。

今月のCDRIは、歯科医なら誰でもご存知、SJCD会長の山崎長郎先生でした。
山崎先生は日本の審美歯科を常にリードしてきた先生です。ふんだんな症例のスライドには、熟練と年輪の技がてんこ盛りでした。

明海大学

24日日曜日は、UCLAコースの4回目。画像は、会場の明海大学です。浦安にあり、広々していて本当にきれいな大学です。
今回は、渡辺隆史先生により「インプラントの咬合」についての講義でした。
咬合とはかみ合わせのことで、直接骨にくっつくインプラントと、歯根膜というクッションによってくっついている天然歯、この二つを同時に使っていく宿命にあるインプラント治療には、必須の学問であります。
ただ、それをきっちり臨床に取り入れるのは大変な労力が必要です。
なぜなら、本当の効果は患者さんにはわかり難く、その割りに長期間広範囲の治療が必要になるからです。

治療後、明らかな改善が誰の目にもわかる審美歯科と、重要な項目ですが効果のわかりにくい咬合学。
歯科の学問としては、表と裏のようなこれら。
もちろんわれわれはそのどちらも実践していかなければなりません。
今回は高度なレベルで応用している両先生の講演でした。
少しでも近づけるように研鑽していきたいと思います。

 

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