病巣疾患
- 2017.11.18 Saturday
- 07:54
17日金曜日は17時30分で診療を終了して申し訳ありませんでした。
CDRI11月例会でした。
今回は東京都開業の相田能輝先生に「病巣疾患」についてご講演いただきました。
病巣疾患とは、「どこかに炎症があってその部位では大した症状は出さずに遠隔の臓器に大きな影響を及ぼす疾患」のことです。
原発の疾患には、扁桃病巣性疾患、歯性感染性疾患、慢性上咽頭疾患があるそうです。
この原病巣によって、皮膚疾患、リュウマチ、糖尿病、IgA腎症などが引き起こされるそうです。
実をいうと私自身も、長年手のひらが荒れる掌蹠膿疱症に悩まされていました。
実際皮膚科に行っても、ステロイド剤の軟膏を処方されるだけで、症状は繰り返しでした。
相田先生によると、様々な元凶は上咽頭の炎症に起因することが多く、その部分のケアを試して緩解した多くの症例があるそうです。
全く知らなかった分野、私の症状がどう変わるか試しながら必要があれば患者さんに話してみる必要性を感じました。